日産自動車と日産モータースポーツ&カスタマイズ(略称:NMC)は1月17日、2025年の「SUPER GT」GT500クラスに参戦するチーム体制を発表した。
新シーズンも引き続き4台の『Z NISMO GT500』で参戦する。チーム体制の特徴として、エグゼクティブアドバイザーを務める柳田真孝氏に加え、新たにロニー・クインタレッリ氏がNISMOアンバサダー兼アドバイザーに就任する。この2名が4チームと8名のドライバーを支える体制となる。
また、長年NISMOアンバサダーを務めてきた柿元邦彦氏は、新たに名誉NISMOアンバサダーに就任することが発表された。
NMCのCEOであり、日産のモータースポーツビジネスユニットヘッドを務める片桐隆夫氏は、「シリーズチャンピオン奪還とすべてのチームが勝てる体制を目指す」と意気込みを語った。具体的には、2チームが新しいドライバーの組み合わせで、残り2チームが継続の体制でSUPER GTに挑戦するという。
片桐氏は「来週から2025年シーズンへの準備が本格的に始まる」とし、「開発陣とチームが力を合わせて、さらに競争力のあるZ NISMO GT500に仕上げていく」と述べた。
また、「今シーズンも、ファンの皆さまにモータースポーツのワクワクをお届けすべく、全力で邁進する」と、ファンへの期待に応える決意を示した。
SUPER GT GT300クラスやスーパー耐久シリーズ等に参戦するカスタマーチーム、GT4プログラム及びその他の活動については、後日発表される予定だ。