BMW Mモータースポーツは、2025年のFIA世界耐久選手権(FIA WEC)およびIMSAウェザーテックスポーツカー選手権(IMSAシリーズ)に参戦するドライバーラインアップを発表した。
バレンティーノ・ロッシは、FIA WECのLMGT3カテゴリーで2年目を迎え、#46 BMW M4 GT3 EVOでケルビン・ヴァン・デル・リンデとアフマド・アル・ハルシと共に参戦する。
FIA WECでは、#31 The Bend Team WRT BMW M4 GT3 EVOにおいて、アウグスト・ファルフスがティムール・ボグスラフスキーとヤッサー・シャヒンと共に参戦する。ボグスラフスキーは、2020年と2023年にファナテックGTワールドチャレンジヨーロッパでチャンピオンに輝いた実績を持つ。シャヒンは、2024年のFIA WECシーズンで2位に入り、ル・マン24時間レースでの勝利経験もある。

IMSAシリーズでは、ポール・ミラー・レーシングがGTD PROクラスで2台のBMW M4 GT3 EVOを投入し、ターンモータースポーツもGTDカテゴリーで参戦する。ポール・ミラー・レーシングは、マディソン・スノーとニール・ヴァーヘーゲンがシーズンを通じて参戦し、コンナー・デ・フィリッピとケルビン・ヴァン・デル・リンデが耐久レースでサポートする。
BMW Mモータースポーツのアンドレアス・ルースは、2025年のGT3プログラムにおける強力なドライバー陣容に期待を寄せている。バレンティーノ・ロッシも、昨年のデビューシーズンを振り返り、さらなる成績向上を目指している。彼はル・マンでの再挑戦に意欲を見せ、2025年のレースでの成功を誓っている。