シボレーは、2月16日に開催される第67回「デイトナ500」のペースカーに、高性能EV『ブレイザーEV SS』が起用されると発表した。デイトナ500の歴史上初めて、EVがペースカーを務めることになる。
ブレイザーEV SSは、シボレーが今までに製造した中で最速のSSモデル。Wide Open Watts(WOW)モードを搭載し、0-60mph(約96km/h)加速はわずか3.4秒で達成。最高出力は615hp、最大トルクは650lb-ft(約881Nm)を誇る。
デイトナ500で使用されるペースカーは、性能面での特別な改造は施されていない市販モデルをベースに、カスタムグラフィックスと埋め込み式のストロボライトを採用した。
ブレイザーEV SSの特徴として、フロントにブレンボ製ブレーキ、スポーツチューンドシャシー、クラス最大の17.7インチカラータッチスクリーン、標準装備のスーパークルーズ運転支援技術などが挙げられる。また、EPA推定の走行距離は303マイル(約487km)となっている。
シボレーがデイトナ500のペースカーを務めるのは今回で16回目となるが、『ブレイザー』がこのレースのペースカーを務めるのは初めて。
