真夏の『俺の#オプカン』に集まった四駆好きたち、OPEN COUNTRYがつなぐそれぞれのカーライフ

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俺の#オプカン~さなげ場所~
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容赦なく照りつける真夏の太陽。大雨から始まり、晴天へと急変を経て湿気をふんだんに含んだ熱気は、朝から会場に続々と集まる「オプカン男子」の熱気を足してさらに上がっていく。

2026年7月18日、愛知県のさなげアドベンチャーフィールドでは、TOYO TIRES(トーヨータイヤ)の「OPEN COUNTRY」(オープンカントリー)を愛用する男性ユーザー向けのファンイベント「俺の#オプカンさなげ場所~」が開催された。

俺の#オプカン~さなげ場所~

このイベントは今年で3回目、初の真夏開催となったが、ランドクルーザーFJ/250/300やハイラックス、ジムニー、デリカD:5など様々な四駆が集まった。車種も年式も、カスタムの考え方もまるで違う。でも「#オプカン」を共通言語に、今年も多くの人が集まった。

◆暑さを忘れるほどの”オプカン時間”

俺の#オプカン~さなげ場所~

会場では、いくつかのコンテンツが用意され、大変賑わっていた。オフロードコースに愛車を持ち込んで走りを楽しむ体験のほか、実際にオプカンの魅力をよく知るOPEN COUNTRYブランドアンバサダーの能戸知徳(のと・とものり)選手やプロアングラーの水野浩聡(みずの・ひろあき)さん、タイヤ&ホイールの専門店「クラフト」のトークショーでは、参加者の笑い声が聞こえてきた。

能戸選手による、大迫力の同乗走行も人気コンテンツの1つ
OPEN COUNTRY ブランドアンバサダー/TEAM JAOS ドライバー 能戸 知徳さん

TEAM JAOSのドライバーでもあり、BAJA1000などで優秀な成績を収めてきた能戸選手が全開で操るラリーマシンへの同乗体験も、人気コンテンツのひとつだ。

俺の#オプカン~さなげ場所~

同乗した参加者に感想を聞いてみると、「絶句です…悪路をあんなに全開で行くなんて、楽しいけど、正直一瞬で無になりました」と、興奮冷めやらぬ様子だった。トーヨータイヤの開発担当者もマイクを握り、のちにはユーザーが直接質問をするなど、メーカーとユーザーの距離が近いことも、このイベントならではの魅力だ。

俺の#オプカン~さなげ場所~

初の真夏開催ということもあり、気温はどんどん上がり続けた。冷たい飲み物や、暑さ対策グッズの用意、オプカン専用ブレンドコーヒーのキッチンカーなど、主催者側のホスピタリティも充実していた。参加者たちは時に涼みながら、またクルマのところに戻ってはあれこれとカスタム談義に花を咲かせ、写真を撮っている。

俺の#オプカン~さなげ場所~

同じオープンカントリーを履いていても、クルマとの向き合い方は人それぞれ。その中でも特に心に残った4台を紹介したい。

◆「最初の1歩」が踏み出せる四駆をつくりたい【シンゴさん】

ランクルFJ x OPEN COUNTRY R/T TRAIL【シンゴさん】

トヨタランドクルーザーFJ』は、ランドクルーザー300/250ほど大きすぎず、それでいて本格的なラダーフレームを備えた1台だ。「キャンプを始めたい、でも大きすぎるクルマはちょっとな」と思う人にこそ、このクルマはちょうどいい。

ランクルFJ x OPEN COUNTRY R/T TRAIL【シンゴさん】

だからシンゴさんのFJには、見た目重視のカスタムというよりも、”始めやすさ”という考え方が詰め込まれていた。オーナーのシンゴさんが目指したのは、四駆に憧れる人が気軽に1歩を踏み出せる仕様だ。

ランクルFJ x OPEN COUNTRY R/T TRAIL【シンゴさん】

リフトアップは必要最低限に抑え、純正の乗り心地を大きく損なわず、現状復帰もしやすい。「まずは試してみたい」という人でも挑戦しやすいバランスを意識しているという。四駆のカスタムは、派手さに目が向きがちだが、このFJからは「無理なく楽しもう」という姿勢が伝わってきた。

足元に選んだのは「オープンカントリーR/T TRAIL」だ。普段は37インチのMTタイヤを履いた車両にも乗るというシンゴさんだが、「静かで安定感があって驚いた」と、その乗り味を高く評価する。街乗りからアウトドアまで幅広く使うユーザーにとって扱いやすい性能も、このクルマのコンセプトにぴったりだ。

ランクルFJ x OPEN COUNTRY R/T TRAIL【シンゴさん】

このイベントには、ショップの代表としてではなく、1人のユーザーとして参加していたシンゴさん。「みんな本当に好きだから、こんな暑い中わざわざ来るんですよね」参加者たちが汗だくになりながらそれぞれ自慢の愛車を囲み、思い思いに語り合う姿を見ながら、自身もまたオープンカントリーを履くユーザーとしてイベントを楽しんでいた。

四駆には、人それぞれの楽しみ方がある。だからこそ「最初の1歩」を後押ししてくれる1台があっていい。シンゴさんのランクルFJは、これから四駆の世界へ踏み出そうとする人たちへ向けた、やさしい入り口のような存在だった。

◆「完成させる」のではなく「自分らしく育てる」【HIROKIさん】

ランクル250 x OPEN COUNTRY M/T【HIROKIさん】

ブラックのトヨタランドクルーザー250』に、4x4エンジニアリングのホイール「ブラッドレーフォージド匠」と「オープンカントリーM/T」が光る。一見すると迫力あるオフロード仕様だが、HIROKIさんのカスタムは、本人の語り口調と同じく穏やかだ。

ランクル250 x OPEN COUNTRY M/T【HIROKIさん】

「オリジナルはなるべく尊重したいんです。形が分からなくなるくらいにはやりたくない」その言葉どおり、この250には派手さよりも”ちょうどいい”が積み重ねられている。

ブラッドレーは、前車ハイラックスの頃から愛用してきた。「シンプルだけどかっこいい」そのデザインに惚れ込み、250に乗り換えても迷わず選んだとHIROKIさんは話す。けっして簡単に手が出せるものではないけど、中途半端なデザインを選ぶくらいなら、長く付き合えるものを大切にしたい。そんな考え方が、クルマ全体に宿っているようだ。

ブラッドレーフォージド匠 x OPEN COUNTRY M/T

組み合わせたタイヤは、「オープンカントリーM/T」。キャンプやマウンテンバイクなどアウトドアのアクティビティを楽しむHIROKIさんにとって、舗装路を外れた先まで安心して走れることは、重要な条件だ。

ランクル250 x OPEN COUNTRY M/T【HIROKIさん】

「そんなに激しいオフロードじゃないけど、荒れた道は走るので安心感は欲しいですね」もちろん見た目の迫力にも満足している。それでも実際に複数のタイヤを使い比べた経験から、「ロードノイズが少なく、ハンドリングもしやすい」と性能面への信頼も厚い。普段の通勤でも違和感なく使えているという。

現在唯一思い描くアップデートは、もう一回り大きなタイヤを履くこと。18インチのまま、できることなら285mm幅のタイヤを履きたい。

ランクル250 x OPEN COUNTRY M/T【HIROKIさん】

「それ以外は今のままで十分」丈夫で、1人で広げられる簡便さに惹かれて選んだオーストラリアのメーカーDUCHESのオーニングも、ところどころに効かせた青色のアクセントも、カントリーサスペンションで上げた2インチの車高も、乗り心地を快適にしてくれるモーションコントロールビームも、こだわりたい箇所にはとことんこだわってきた。

ランクル250 x OPEN COUNTRY M/T【HIROKIさん】

だが、性能を犠牲にするようなカスタムは求めず、自分のライフスタイルに合った1台を少しずつ育てていく。イベントで同じ趣味を持つ仲間と語り合い、休日には写真を撮り、山へ向かう。HIROKIさんにとってのランドクルーザー250は、見せるためのクルマではなく、オンもオフも一緒にいる相棒のような存在なのだろう。

◆ハイラックスが連れてきた、新しい趣味と仲間【クマさんとキョンさん夫妻】

ハイラックス x OPEN COUNTRY R/T TRAIL【クマさんとキョンさん夫妻】

「最初は、スノーボードに行ければそれで十分だったんです」そう言って笑う、クマさんとキョンさん夫妻。ところが納車を待っている約2年の間に、YouTubeをきっかけにカスタムの世界を知り、イベントへ足を運ぶようになり、多くの仲間と出会った

いま目の前にあるトヨタハイラックス』は、そんな出会いを少しずつカタチにした1台だ。目指したのは、以前から憧れていたビルダーが手掛けるスタイル。

TEAM DAYTONA M8 x OPEN COUNTRY R/T TRAIL

実は、最初にクルマを見た時から、自然と目を惹きつけられたのがホイールだった。ご夫妻が最初から「これしかない」と決めていたRAYSのホイール。ブロンズカラーの「チームデイトナ M8」が、オープンカントリーR/T TRAILのゴツゴツ感と相まってパワフルな足元を演出している。

ハイラックス x OPEN COUNTRY R/T TRAIL【クマさんとキョンさん夫妻】

当初履いていたタイヤが、落下物によるパンクで交換を余儀なくされた経験をきっかけに、R/T TRAILを選んだ。今では「オプカン一択」と言い切るほど、その存在は欠かせないものになっている。

ハイラックス x OPEN COUNTRY R/T TRAIL【クマさんとキョンさん夫妻】

「カスタムパーツで欲しいものは、お互いに相談し合って、でも大体2人とも『それいいよね、付けよう!』てなりますね(笑)」夫婦で相談しながら、少しずつ自分たち仕様のハイラックスに仕上げてきた。キャンプに出かける時はヒッチキャリアに荷物を積み、夫婦で、家族で、アウトドアを楽しんでいる。

オープンカントリー愛用の女性ユーザーが集まるトーヨータイヤのイベント「オプカン女子会」へも、キョンさんがこのハイラックスで参加しているようだ。男性でも女性でも自然に似合う、そんな1台を2人で育ててきた。

ハイラックス x OPEN COUNTRY R/T TRAIL【クマさんとキョンさん夫妻】

今ではイベントへ参加するだけではない。知り合った仲間に誘われて、オフロードイベントやミーティングではスタッフとして手伝うことも増えた。「人に会うために参加しているような感じですね」そのひと言が、このハイラックスの役割を物語っている。

クルマは移動手段でもあるし、カスタムを楽しむ対象でもある。でもそれ以上に、人と人をつなぐきっかけになっていた。

◆”古いもの”じゃなくて、”残し続けたいもの”【yamatoさん】

ジムニートラック x OPEN COUNTRY 785【yamatoさん】

1983年式。43年前に生まれたスズキジムニートラック』は、今でもバリバリの現役で、この日も浜松からさなげまで走ってきた。

ジムニートラック x OPEN COUNTRY 785【yamatoさん】

「子どもの頃から働くクルマが好きだったんですよ」yamatoさんがその憧れを追い続け、20年以上探し続けてようやく出会った1台だった。しかも、知り合いのショップさんが部品取り用として手に入れた個体だったそうだ。

ジムニートラック x OPEN COUNTRY 785【yamatoさん】

だが、発売当時、国内で300台少しのみが限定販売されたという希少なモデルだけに、維持はけっして簡単ではない。部品の確保に苦労することも多々あり、yamatoさんは「カスタムというより、現状を維持することの方が大変なんです」と笑う。だからこそ、このジムニーには、派手な装飾よりも、長く走り続けるための選択が積み重ねられていた。

ジムニートラック x OPEN COUNTRY 785【yamatoさん】

そんな1台の足元を支えるのが、3ヶ月前に履き替えた「オープンカントリー 785」だ。決め手になったのは、クラシックなボディによく似合うアイボリーレター。見た目に惹かれて選んだタイヤだったが、実際にオフロードコースを走ってみると、その印象はさらに強くなったという。

「M/Tより静かで運転しやすいし、オフロードでも全然問題なかった、やっぱりオープンカントリーだなって思いました」見た目と性能、そのどちらにも納得できたからこそ、43年の時を刻んできたジムニートラックの足元を安心して任せられる存在になった。

ジムニートラック x OPEN COUNTRY 785【yamatoさん】

快適なクルマとはけっして言えない。後付けのエアコンは真夏には力不足で、シートにも長年使い込まれた跡が残る。それでも、その傷や色褪せさえ、この1台が歩んできた時間の証だ。

ジムニートラック x OPEN COUNTRY 785【yamatoさん】

古いクルマだから価値があるのではない。希少モデルだから価値が高いわけでもない。長い年月をかけて愛し、走らせ続ける人がいるから、その1台には物語が宿る。この日、会場でひときわ多くの視線を集めていたジムニートラックは、43年間という時間そのものを誇らしげに載せているようだった。

◆タイヤメーカーとして、ユーザーの生の声に寄り添う存在へ

俺の#オプカン~さなげ場所~

オープンカントリーを選ぶ理由は、1人ひとり違う。印象的だったのは、1台1台のクルマを、トーヨータイヤスタッフはもちろん、カスタムショップの方々も含めて参加者と一緒に見て回り、どんなカスタムをしているのか、どんなタイヤを選んでいるのか、ご本人に紹介してもらいながら歩いたことだった。

「本当はもっと大きい幅が欲しい」
「こんなサイズを作ってくれたらいいのに」
そんな声が自然に上がる。メーカーとユーザーの距離が一番近い、そんな空気を感じた場面だった。

俺の#オプカン~さなげ場所~

俺の#オプカン」は、タイヤを競うイベントではなく、それぞれのカーライフを語り合う場所になっていた。俺の好きな1台で走り続ける。その想いを、オープンカントリーは今日も足元から支えていた。

《上之園真以》

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